ちくわの「でん粉不使用」ってどういう意味?原材料表示を見て調べてみた

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スーパーでちくわの売り場を眺めていると、安いものから少し高めのものまで、いろいろな商品が並んでいました。

そんな中で目に入ったのが、パッケージに書かれていた「でん粉は使っていません」という表示です。

そのときの私は、「わざわざ“でん粉不使用”と書いてあるということは、でん粉って食品添加物なのかな?」と思いました。

ちょうど食品添加物について調べ始めたところだったこともあり、気になってそのちくわを手に取って購入してみることにしました。

ところが、家に帰って原材料表示をよく見ながら調べてみると、「でん粉=食品添加物」というわけではないことが分かりました。

「じゃあ、どうしてちくわにでん粉を使うの?」「なぜこの商品は、わざわざ“でん粉は使っていません”と書いているんだろう?」

今回は、実際に購入したちくわの原材料表示を見ながら、ちくわに使われる「でん粉」とは何なのか、「でん粉不使用」とはどういう意味なのかを調べてみました。

ちくわに「でん粉は使っていません」と書いてあるのはなぜ?

今回購入したちくわには、パッケージに大きく「でん粉は使っていません」と表示されています。

この表示を見て、私は初めて「ちくわには、でん粉が使われることがあるんだ」と知りました。

ちくわは魚のすり身を原料として作られますが、商品によっては、でん粉が原材料として使用されることがあります。

そこで気になったのが、「ちくわにでん粉を入れるのは何のため?」ということでした。

そもそも「でん粉」とは?

でん粉とは、植物などに含まれている成分のひとつです。

食品では、じゃがいもやとうもろこしなどを原料としたでん粉が利用されています。

片栗粉も、身近なでん粉のひとつです。

食品に使われるでん粉には、料理や加工食品の食感を調整したり、粘りを出したり、食品をまとめたりするなど、さまざまな役割があります。

つまり、「でん粉」と聞いても、それだけで食品添加物という意味ではありません。

ちくわに「でん粉」を入れる目的は?

ちくわなどの魚肉ねり製品では、商品によってでん粉が使用されることがあります。

でん粉には、例えば次のような役割があります。

  • 魚のすり身をまとめやすくする
  • 食感を調整する
  • 弾力を出す
  • 水分を保持する
  • 製品の形を整えやすくする

そのため、でん粉が使われているからといって、「悪いものが入っている」という意味ではありません。

食品にどのような目的で使われているのかを知ることが、食品表示を見るうえで大切だと感じました。

今回のちくわは本当に「でん粉不使用」?原材料表示を見てみた

では、実際に購入したちくわの原材料表示を見てみます。

パッケージには「でん粉は使っていません」と書かれていましたが、念のため裏側の原材料表示も確認してみました。

表示されていた原材料は、次のような内容でした。

魚肉(すけそうだら(アメリカ又はロシア))、食塩、はもエキス、醸造酢/調味料(アミノ酸等)、みりん、砂糖、植物油脂

実際に確認してみると、確かに「でん粉」という表示はありません。

「でん粉不使用」なら無添加なの?

ここで、食品表示を見るうえで気をつけたいポイントがあります。

「でん粉を使っていない」=「食品添加物を使っていない」ではありません。

今回のちくわの原材料表示を見ると、

「調味料(アミノ酸等)」

という表示があります。

つまり、この商品はでん粉を使用していませんが、食品添加物がまったく使われていない商品というわけではありません。

このことからも、食品を選ぶときはパッケージの目立つ部分だけを見るのではなく、裏側の原材料表示まで確認することが大切さを知りました。

「でん粉不使用」と書くメリットは?

では、なぜメーカーはわざわざ「でん粉は使っていません」とパッケージに大きく表示しているのでしょうか。

ひとつは、商品の特徴を分かりやすく伝えるためだと考えられます。

ちくわには商品によってでん粉が使われることがあるため、「でん粉を使っていない」ということ自体が商品の特徴になります。

また、今回の商品は「すけそうだら100%(魚肉中)」と表示されており、魚肉を主体とした商品であることも大きくアピールされています。

「何が入っているか」だけではなく、「何を入れていないか」も商品の特徴として伝えているということですね。

「でん粉不使用=健康に良い」と考えていい?

ここも気になるところです。

「でん粉を使っていない」と聞くと、「でん粉が入っていないから健康に良い商品なのかな?」と思うかもしれません。

しかし、でん粉を使っていないという一点だけで、その食品が健康に良いかどうかを判断することはできません。

今回の商品の栄養成分表示を見ると、1食2本(56g)あたり、たんぱく質は6.8gと表示されています。

「でん粉不使用」という表示だけを見るのではなく、「どんな原材料が使われているのか」「栄養成分はどうなっているのか」まで確認することで、より自分に合った食品選びができそうです。

ちくわの原材料表示を見るときのポイント

今回のように、ちくわの原材料表示を見るときは、次のポイントを確認してみると分かりやすいです。

  1. 魚肉の種類を確認する
  2. でん粉が使われているか確認する
  3. 食品添加物が何に使われているか確認する
  4. 栄養成分表示を見る
  5. パッケージの表示と原材料表示を合わせて見る

特に大切なのは、パッケージの「○○不使用」という言葉だけで判断しないことです。

「何を使っていないのか」を確認したら、実際に裏側の原材料表示を見てみましょう。

食品表示を見始めると「なぜ?」が増えてくる

以前の私は、食品を買うときに原材料表示をほとんど見ていませんでした。

でも、子どもが生まれたことをきっかけに、「子どもにはできるだけ健康に良いものを食べさせたい」「家族の健康のために、食べるものを少し見直したい」と思うようになりました。

友人から「マーガリンはあまりよくないよ」と言われたことをきっかけに、食品について調べ始めたのが最初です。

調べていくうちに、今まで気にしていなかった食品表示にも目がいくようになりました。

今回のちくわも、「でん粉は使っていません」という一言を見たことがきっかけで、

「ちくわって、でん粉を使うの?」

「でん粉は何のために入れるの?」

「でん粉を使っていないなら、添加物も入っていないの?」

と、次々に疑問が出てきました。

こうやって一つずつ調べていくと、食品表示は意外と面白いものだなと思います。

まとめ|「でん粉不使用」の意味は原材料表示を見ると分かる

今回のちくわには、「でん粉は使っていません」と大きく表示されていました。

実際に原材料表示を確認すると、確かに「でん粉」の記載はありませんでした。

一方で、「調味料(アミノ酸等)」などの表示もあり、「でん粉不使用」と「無添加」は同じ意味ではないことも分かりました。

食品のパッケージには、商品の特徴を分かりやすく伝えるために、さまざまな表示があります。

その言葉だけで「良い・悪い」と判断するのではなく、気になったら裏側の原材料表示を確認する。

これだけでも、食品について知るきっかけになります。

私自身もまだまだ勉強中ですが、これからも実際に食品を手に取って、「これは何だろう?」と思ったものを一つずつ調べていきたいと思います。

食品添加物や原材料が気になっている方も、まずは今日買う食品の裏側を一度見てみてはいかがでしょうか。

知らなかったことに気づくと、食品選びが少し面白くなるかもしれません。

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